- ちっと
- ちっと【些と】〔「ちと」の促音添加〕ちょっと。 すこし。
「~は真剣に考えろ」「~の間」
~そうもござるまい〔江戸時代, 安永(1772-1781)・天明(1781-1789)頃の流行語。 「ござるまい」の代わりに「あるまい」「ござんすまい」「おじゃるまい」ともいう〕(1)思い通りにはならないだろう。 ちょっとそうはなりますまい。「さむらひまでに蓮(ハス)つ葉とれとは, たわい助六さん, ちつとさうもござんすまい/歌舞伎・助六」
(2)〔得意な気持ちを表す〕なあにそれほどでもありませんよ。「魂うしろに, ひげなでている。 『ちつとそうもござるめえ』/黄表紙・心学早染草」
~やそっと少しばかり。 少々。 ちょっとやそっと。 多く下に打ち消しの語を伴って用いる。「~の努力では, とても成功しない」「~残してもしょうがない」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.